1637年に造営された伊達政宗の霊廟「瑞鳳殿」。
正式名称を「経ヶ峯伊達家墓所」といい、青葉城の東側、「経ヶ峯」とよばれるとても静かで自然豊かな森のなかにあります。
その静かさは、仙台の中心部にあることを忘れてしまうほど。
まるでここだけ異空間のようです。
大きくわけて「瑞鳳寺」「瑞鳳殿」「善応殿、感仙殿、妙雲界廟」の3エリアからなりますが、道はシンプル、かつ案内板もあるので迷うことなく歩くことができます。
バス停や駐車場から境内までは約100段の石畳の階段となっていますが、ゆっくりのんびり自然を楽しみながら登ることができますよ。
「瑞鳳殿」は1636年に70歳で生涯を閉じた伊達政宗公の命により、翌年の1637年に造営された霊屋(おたまや)です。
桃山文化の遺風を伝える豪華絢爛な建築物として1931(昭和6)年、国宝に指定されましたが、1945年の戦火で焼失。
現在の建物は焼失以前の瑞鳳殿を再現した形で1979(昭和54)年に再建され、平成13年(2001)には仙台開府四百年を記念した大改修工事によって、柱には彫刻獅子頭を、屋根には竜頭瓦を復元。現在の姿となったのだそうです。
まさに「絢爛豪華」
その美しさに時間を忘れて見入ってしまいました。
みなさんも、荘厳な静けさと美しさを感じる「瑞鳳殿」に足を運んでみませんか?
公式サイト:https://www.zuihoden.com