小正月の伝統行「どんと祭」。
毎年1月14日の夜、宮城県各地の神社で行われます。
その中でも最大の規模を誇るのが、仙台市青葉区の大崎八幡宮。
毎年多くの人がお正月の松飾りやしめ縄、古神符などを持ち、参拝に訪れるため、御神火の点火前には大きな山が出来上がります。
また、恒例の裸参りには、今年も116団体、3200人が参加。
寒空の下、さらしや法被姿の参加者は、提灯と鐘を持ち、市内各所から一路、御神火を目指すので15時くらいから仙台の街中でも鐘の音が鳴り響きます。
御神火にあたることで1年間の無病息災、家内安全を祈るどんと祭。
参拝に訪れ、点火式を見守るみなさんは、点火前は「寒い。寒い。。。」と言っていますが、一旦御神火が点火されるとあっという間に燃え上がり、火柱ができるので、今度は「熱い!熱い!!」と言いながら御神火にあたっています。
炎のエネルギーのすごさと美しさを体感できる瞬間でもあります。
みなさんも、来年の1月14日にはぜひ参拝してみてくださいね。