秋保温泉付近の楽しみ方

2019年4月1日    温泉

 仙台市街地から、わずか30分。
名取川の渓谷沿いに近代的な旅館が立ち並ぶ「秋保温泉」は、東北屈指の温泉地で、各宿の名湯はもとより、気軽に立ち寄れる周辺のパワースポットもオススメです。

【磊々峡】

 名取川から流れる水が大地を侵食し岩を削ることで、その独特な景観を生み出している「磊々峡(らいらいきょう)」。
 奇岩が重なってる様から、その名前がつけられたとされる名勝で、覗橋(のぞきばし)を中心に約1km続いています。
 覗橋の下流側には遊歩道が整備されていて、四季折々の風景を楽しむことができるほか、里センターの裏手にある散策路「磊々峡もみじのこみち」からは、磊々峡を流れる名取川の流れを間近で鑑賞することができ、秋にはライトアップも。
 覗橋の欄干から見ることができるハート型の岩のくぼみは、2014年1月に「恋人の聖地」として認定されています。
 このハートをカップルが一緒に見ると幸せになれるという噂もあるそうですよ。

【秋保神社】

 勝負の神様として宮城県内外で知られている「秋保神社」


境内には「心願成就・必勝祈願・家内安全・商売繁盛・報恩感謝 祈願」として奉納された「のぼり」が参道に沿って立てられています。


数多くのアスリート達が参拝されるという秋保神社。
勝負=スポーツと思ってしまいますが、現在は人生を勝負事と考え、商売繁盛や合格祈願に遠方から訪れる方も多いそうです。
そのパワーを肌で感じてみませんか?   

【秋保大滝】

 日本の滝百選の一つに数えられ、国の名勝にも指定されている壮大な滝で、落差55m、幅6mで流れ落ちるダイナミックな光景を見ることができます。
 新緑、紅葉、雪景色。どれをとっても美しい、宮城屈指の名瀑です。


 滝見台へ下る階段の途中には「不動茶屋」があり、美味しい三角揚げやスイーツがいただけます。

 緑に囲まれながら穏やかな時間を過ごしてはいかがでしょうか?


 また、秋保大滝のすぐそばにある「秋保大滝不動尊」は正式名称は「滝本山西光寺」。
 慈覚大師円仁が山形の立石寺(山寺)を開山したのち、秋保大滝を訪れたときに「比例なき霊地」と定め1体の不動明王を安置し、山寺の奥の院とした事が始まりだとされます。

 こちらは神仏習合となっており、お参りの仕方が二通りあります。

 一、願い事 拍掌を二つ拍つ
心からの願い事を身体と心で表現しお不動様へお願いする。
心願 良縁 子宝 学業 家内安全等。
  一、御供養は掌を合わせる(合掌)のみで

 このお堂にお祀りされている不動尊像は、遠目では見えませんが、お堂の近くから覗かせていただくとかなりの迫力。その大きさは胴回り5.1m、膝回り7.2m、火焔の高さ5m。
 願望成就に特にご利益があると言われているこのお不動様ですが、このお堂の欄干のどこかに”鯉”が彫られていて、それを見つけることが出来れば、良縁に恵まれるとも言われているそうです。


 お参りの際にはぜひ探してみてくださいね。

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